イッシーさんのブログ

サラリーマン俳優兼落語家の「演じること」を模索する日々の独り言

2020-01-01から1年間の記事一覧

こもるな

イッシーは台詞がこもるんだよね。もっと解放して無責任に出す。肩と上半身の力を抜いて。でも、丹田には力を入れて。

捉えるまで演らない

捉えるまでやらない。やりすぎたらお遊戯。何も見せない。やってやるもんか。やる事以外の目的で舞台に居ることを支えるのが、大人の役者。緩めるのではなく抜く。抜いても腹には力。抜いても腹から、エネルギーを持ち、声量を保って言う。詰めて一緒懸命に…

自分を希薄にしていく

誰かからの何かは、この心の扉を開く鍵。それ自身に答えはないが、それが無いと答えは見つからない。答えは常に扉の向こうにある。でも、扉の向こうには、また扉がある。そして、また誰かの何かを探しに行く。永遠の繰り返しは虚しく聞こえるかもしれないが…

ある事に迷ったら

まず、人生の目的、なすべき事、したい事を明確にする。そして、この実現に必要な条件を書く、必要なものを書く。そして、迷っていることが、それらの入手に必要か検証する。

演技を膨らますとは

動く気持ちの幅を広げる事

保証などない

認められる保証は何もないけど。相手の影響から確実に自分の中に芽生えたものだけを勇気を持って外へ出す。それを続けるのが生きる事。

我々はテレビに似ている

私達が日々表している事は、私達の自我が生み出したものではない。1st source、神と呼んでも良いその意志が受信され、三次元に具体化している。それは、テレビの様なもの。 美しく見せられるか? 良い音を奏でられるか? どこまで受信信号を鮮明に奥深く具体…

他者はこの心の扉を開ける鍵

誰かからの何かは、この心の扉を開く鍵。それ自身に答えはないが、それが無いと答えは見つからない。答えは常に扉の向こうにある。でも、扉の向こうには、また扉がある。そして、また誰かの何かを探しに行く。 永遠の繰り返しは虚しく聞こえるかもしれないが…

体験としての自分

顧客の為でも、会社の為でも、社会の為でもなく、今、見つめる愛しさの為に力を尽くせ。それのみが全てに通じている。見えない会ったこともない人の幸福のために働けるなど傲慢だ。我々には平面の今しかない。

無秩序を秩序付ける

無秩序を秩序付けるとは、個々が連携していく事。つまり、回転、ワンネスへの道。不公平、不平等、損得という自我への拘りの切欠を出来るだけ削ぐこと。都度のネゴ、商売っ気は自我の拘りをより強くする。だから、ワクワクしない。

全てが自分とあなたは言うけど

自分の見えない背面は他者と言う鏡に映るけど、どういう自分が映るかは、その他者次第。だから、誰でも良い訳じゃない。その他者によって映る自分は違う。沢山の人に関わる事で、沢山の自分を知る事が出来る。だから、他者は大切なの。 どう言う感情が生まれ…

動機の理由を思考で探さない

やりたいと感じたなら、それを全身全霊で信じろ!

解釈は表現の幅を狭めるだけ

解釈を追えば最悪陳腐な類型になるだけ。その場で感じる事だけが使える。

未来

未来は意思と望みの中にしかない。 未来とは時空の延長ではない。

出来なくて良い

本番の形を追い求めない。永遠に続く本心の演技、自己の開放。そのある切り取られた瞬間が本番というだけ。

宇宙の構造

全ての人は否定側に存在している。宇宙の成り立ちにおいて人間は構造上、自己否定する様に出来ている。肯定側は見えているもの。前面、外側、内在。だから、100%全員が、健在にせよ、潜在にせよ、認めていようといまいと、劣等感を概念として持っている。だ…

画家

ものの形を直ぐ決めるな、ものの存在を感じなさい磯江毅 自分にとっての現実とは何だろう。現実は常に揺らぎ、人の心も揺れている。現実に対する挑戦。水野暁 優れた絵画は視覚だけでなく五感を揺るがす。時間を掛ける。 自分の手の内で書いてしまっては、自…

反転

我々が世界をこうむっているのではない。世界の方が、我々をこうむっている。だから、私たちは問われるモノではなく、問い続ける者。

私とは概念でしかない

あなたは誰ですか?と聞かれると人は関係性ばかり説明する。名前、出身地、学校、仕事、家族。それらは関係性。 存在は幾何学的にはx.y.z軸の座標でしかない。しかし、それを構成する点自体について、幾何学は無視している。 一方、物理学ではどうか。そこで…

演じる事の本質

"演じる"とは他人の本(与えられた世界)に対し、思考と身体を使った反復(習慣)によって、台詞に秘められた感情(背面の感情)に気付き、(反転して)本当の自分の意志(先手)を具現化する行為である。こんな凄い事、やめられる訳はない。これも演劇の力。

芝居とは自分の道をつくるコト

台本と言う被った世界を反転させる。 ホンの言葉を繰り返し、自分の心を掘り起こし、世界に溢れ出すまで繰り返す。 そして、人と物語を紡ぐ。 それが役を生きる事。作っては壊し、作っては壊す。 そんな事をもう何年もやって来た。 そして、ある時、気がつく…

幸せに

どうしても守りたいけど必ずいつか無くす命。執着し過ぎれば閉じてしまう。でも、閉じたら生きながらにして死ぬ。気付かない間に保ってた社会のバランスがおかしくなって来たのは今に始まったことではないけど、今回の件で目に見えて来て、肌でも感じるよう…

無とは無限に有る事

出来ないあせり、何か従属するものに対する引け目、出来そうな時の安心。つなぎ止められた安堵と脱力。前者から離れると、すぐさま後者に飲み込まれる。まるで水に浮かんだ油粒がより大きな油粒に吸い取られるように。でも、本当はその間の生粋の存在による…

『わたし』と『すべて』

1 私は生まれる事も死ぬ事も(自殺以外は)自分では決められない。肝心要の自分の生死すら儘ならない『わたし』とは何なのでしょうか?生まれたばかりの赤ちゃんに『わたし』は無いようです。それが親などから「OOちゃん」と言われるうちに自分を「OOちゃん」…

演じる事へのアドバイス(その二)

いつ読み返しても、その時の自分に、成りたい自分への道標と進み続ける勇気をくれる。そんな言葉のその二。 ========= 別に遠慮することはないです。両日とも、昼間仕事してて、夜は稽古場抱えてるんで、かなりタイトなんだけど、両日とも、夕方7時以降なら…

演じる事へのアドバイス

これは自分が以前、恩師から頂いたアドバイス。 =================================== アドバイスを少々 これも縁だし。 ① 必要以上に成果を求めない。 仕事の合間みて何か月か稽古して、目を見張る成果が上がることはありません。 頭では分かっていても、自…

こんな時だから、老いと病から前向きな事を考える

老いや病によってやれる事が減り自己承認感が細る。 そういう姿を見ると、どう老いるべきかと考える。 人は感情を満たす為に生きている。でも、それは人との関わりが無いと満たされない。人は人を犠牲にしては生き続けられない。正論や綺麗事ではなく、それ…