イッシーさんのブログ

サラリーマン俳優兼落語家の「演じること」を模索する日々の独り言

幸せを噛み締めて締め括る死の為に生きる

人は他人を扱うように自分を扱う。
幸せに死ぬには、人を幸せに死なせなくてはいけない。
演劇をやって終わる事を沢山経験出来た。
一つの座組みの芝居の終わりは、その世界で死ぬ事。良い芝居こそ、良い座組みこそ、そのロスは大きい。
でも、終わる時には何とも言えない幸せを感じる。仲間の顔を見る度に、言葉を交わす度に、幸せな気分になる。終わりになればなるほど。
人生もそうでなくてはいけない。
その為には終わりを理解して、それに向かい整える事が必要。
辿り着く起点への意識とその道程を大切にして。